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エムスリーには、自分から仕掛ける、チャレンジするという姿勢が奨励される文化がある

- 北島 慧
- 大学院でデータ分析の手法に関する研究を行ったのち、2019年に新卒でエムスリーに入社。
データサイエンティストとして、自社サービスのグロースや製薬企業向けの分析プロジェクトを担当。
現在はJAMDASグループ所属、プロダクトマネージャー及びデータサイエンティストを務める。
現在の業務について教えてください。
eESカンパニーJAMDASグループのデータプロダクトマネージャーです。JAMDASとはエムスリーで収集した医療データを使い、製薬企業向けコンサルティングやダッシュボード・データ提供を行うサービスです。その中で、単にデータを分析するだけでなく、コンサルティング活動を通じて顧客のニーズを捉え、ダッシュボードの要件定義や新たなデータ基盤の構想に落とし込むというプロダクト推進を担っています。
データサイエンティストとしての分析スキルと、プロダクトマネージャーとしてのビジネス視点を融合させ、JAMDASの価値最大化を目指しています。
新卒でエムスリーに入社されたのはなぜですか。
大学院でデータ分析の手法に関する研究をしており、それを生かせる就職先を希望していました。データを豊富に持つ職場がベストだと考える中、エムスリーが持つオリジナルのプラットフォームは魅力的でしたが、決め手となったのはインターンシップです。
エムスリーでインターンをさせていただいた際、データ分析を専門に行うチームの方々の専門性がとても高く、非常に優秀だと感じました。また、1年目、2年目の方がプロジェクトを任され自分の担当を持っていると聞いたのも印象的でした。
何よりインパクトが強かったのは、最終発表での厳しいフィードバックです。技術的な指摘ではなく、「その分析を顧客にどのように伝え、ビジネスに繋げるのか」という視点を問われました。大学院では分析をしていましたが、分析だけでなくビジネスを意識した仕事ができればと考えていたため、嬉しい指摘でした。

入社後はどのような道を歩まれましたか。
データ分析を専門に行うチームに配属され、社内横断的なデータ分析のプロジェクトに加わりました。3年後にJAMDASチームが発足し、医療データを分析するというサービスに強い将来性を感じたことと、自分の手でサービスを拡大する経験ができそうだと考え異動しました。
どのような時にやりがいを感じますか。
自身が手掛けた分析や、それに基づいて企画・開発したプロダクトが、実際に製薬企業様に導入され、ビジネス上の成果に結びついたときです。JAMDASグループは顧客との距離が近く、実際に活用されているシーンを見ることができるので、プロダクトがどのように活用され、顧客の課題解決につながっているかを実感できます。
また、新型コロナウィルスの患者数を予測するプロジェクトを手掛けた際には、感染症対策に一打打てたことを顧客に喜んでいただけましたし、社会的なインパクトが非常に大きい仕事をしていると実感しました。
データサイエンティストからプロダクトマネージャーに職種が変わることで、仕事に対する取り組み方はどう変化しましたか。
最も大きな変化は「自ら意思決定する」場面が格段に増えたことです。以前は分析の専門家としてデータに基づいた示唆を提供することが主な責務でした。しかしプロダクトマネージャーとしては、多くの情報を踏まえてプロダクトの進むべき道筋を判断し、その結果に責任を持つ必要があります。
当初は戸惑いもありましたが、周囲のメンバーからのサポートを受けながら、一つ一つの意思決定に真摯に向き合うことで、徐々に自信を持って判断を下せるようになりました。また、ビジネス的なインパクトを強く意識するようにもなりました。
エムスリーの魅力を教えてください。
エムスリーの魅力は、大きく3つあると感じています。
1つ目は、とても優秀な社員が揃っている点です。プロダクト案を作ってエンジニアと議論した2週間後には、プロダクトのMVPが完成しました。その結果、素案完成の4か月後にプロダクトの売り上げが立ちました。個人が自分のプロジェクトを行いながら、このスピード感で仕事を進められる環境は非常に魅力的です。その背景には、そうしたやりとりが可能なエンジニアとの距離の近さがあります。
2つ目が、組織のフラットさと意思決定の速さです。
エムスリーは階層構造が浅いです。例えば私はチームのリーダーですが、私の上長に判断を仰げば、ほとんどはそこで意思決定できます。
そして3つ目がデータの豊富さです。エムスリーは医師会員が多いので会員基盤が強く、電子カルテ事業を始めとした医療系の幅広いデータを所有しています。自社でサービスを所有しているため、必要なデータを自ら取得できるよう働きかけられます。

データサイエンティストがエムスリーで働く面白さはどのような部分にありますか?
一般的に、データサイエンティストの仕事は与えられたデータの分析です。分析を通して価値を出し、その結果をクライアントに伝えます。しかしエムスリーのデータサイエンティストは、さらに価値を付加できないかビジネス的な視点で考え関係各所に働きかけ、データを作ります。コンサルタントに分析という武器を渡すイメージで仕事をしています。
また、エムスリーは良質かつ豊富なデータを自前のプラットフォームで所有しています。必要なデータを自らのプラットフォームから取得できるという点は、大きな魅力です。
通常言われるデータサイエンティストの領域よりかなり広い部分をカバーするのが、エムスリーで働く面白さだと言えるでしょう。
最後に、エムスリーに興味を持たれている方へメッセージをお願いします。
データを扱う方にとって、エムスリーが所有する高品質かつ豊富なデータは非常に魅力的です。そのデータを使い分析するだけでなく、ビジネス的な視点を持って業務に挑めるのは、自身をスキルアップさせたい人にとって非常に魅力的な素晴らしい環境だと言えるでしょう。
エムスリーには、自分から仕掛ける、チャレンジするという姿勢が奨励される文化があります。チャレンジングな環境でデータを扱う仕事をしたい、ビジネスの観点を持ってデータ分析をし、新しいサービスを生み出したいと考えている方と一緒に働けたら嬉しいです。